SB# 7/15 MIYAGI *LAST
全国から送られてきたお客様のウェットスーツ。これから水没チェック(メンテナンス)に入ります。
水没検査の方法として、自転車のタイヤパンク修理を考えてもらうと、分かり易いと思います。
空気をウェットスーツ内部に入れ、水中に沈め、気泡の出てくる箇所を探すという方法。
もう一つはその逆です。ウェットスーツ内部に水を含め、漏れてくる箇所を探すという方法。
もちろん肉眼でチェックするという方法もありますが、こちらは少々手間がかかってしまいます。
今回見学させて頂いたこちらの工場では、内部に水を入れ、漏れを探す方法を使用しています。
一見、難無く行われているかと思いますが。簡単できる作業ではありません。上の写真を見ても分かるように、一つ一つに工夫がなされています。
全て独自開発された方法で行い、他社にはないオリジナルの最新技術が駆使されています。
水没箇所が見つかると、このようにチェックし再度入念に調べていきます。
入念にチェックした後は水を抜いていきます。
全ての水が抜けたら、乾かし発送となります。
このようにお客様のウェットスーツを点検し、必要に応じチェックされた箇所を修理します。
使用頻度にもよりますが、年に一回のメンテナンスを勧められていました。
股マチや上半身等、動作を行う箇所はやはり修理依頼が多く、チェックするポイントとして確認しながら着用して頂くと、早急に対処ができるかと思います!
今回、初めてウェットスーツの工場に見学させてもらいました。
最新のテクノロジーを取り入れ、尚且つ手作業によってそれが駆使される。機械以上に正確なモノ創りの現場を目の当たりにしてから、ウェットスーツの着方が変わりました。
深みがあり、温もりを感じながら着させて頂いてます。
工場長の佐藤さん、工場関係者の方々、越後将平プロ、今回このような経験をさせて頂きありがとうございました。 一人でも多くのお客様に伝えられたらと思っています。
ありがとうございました。
~yarita wrote~